店舗の設備の納品に2か月待ち!?|香川県で飲食店の開業をお考えの方は
こんにちは、行政書士の寺田です。
今回は店舗の設備の納品にすごく時間がかかっている・・・というお話です。
注意)2022年6月現在の状況です。
コロナ禍において東南アジアの工場が停止をしたり、材料がなかったり、海外での災害によって工場が止まったり・・・
いろいろな要因が重なり、結果厨房設備をはじめ給湯器、内装に関わる材料の納品にものすごく時間がかかっている・・・という状況です。

厨房設備の納品が1~2か月待ち
厨房設備の納品が物にもよりますがものすごく遅れています・・・
「6月初めに発注して届くのが7月末、1週間後に発注すれば8月1週目に届くのか?というとそうではなく8月末や9月になるかもしれない。」
最近厨房設備のメーカーさんとお話をしていると
「コールドテーブルが現在無くなってきてます」「ガステーブルが・・・」「ショーケースが・・・」
いつ納品できそうですか?と聞くと上記のような回答がほぼ間違いなく返ってきます。
最近納期に関してはものすごくデリケートになり、メーカーさんにご相談させていただきながらなるべく納期が速く同等品の物に機材変更をしながらお客様とお話をしたりしています。
今のこの状況、実はまだいいほうでして、2月3月時点では「年内無理かも・・・」と言われていました。
これから飲食店を開業する方へ
各厨房設備のメーカー様のHP等で設備の納品の遅延に関してお知らせがされていますが、開業のお話をしていて納期の遅延について知らないって方が結構多かったので注意喚起として書いています。
厨房設備は許可申請にも関わるので重要な設備なのですが、その設備を決めるタイミングが
デザイン→内装関連→厨房設備との流れで決めていくことが多いので最後のほう決めがちです。
設計図面ができるころにはOPEN前2~3か月ほどだと思うのですが、厨房設備はこれからメニューと相談しながら決めて設備図面つくって発注、だとOPENまでに納品できない、という状況が続いています。
私が現在施工に関わっている店舗でもOPEN日が7月二週目だったものを泣く泣く8月中に伸ばしたお客様もいらっしゃいます。
当然設備がないので営業許可も下りないです(そもそも設備がないので営業したくてもできないです)
これから店舗のOPENを考えられているオーナー様はいろんな設備の納品が遅れていることにも注意をしてください。
納期遅れの発生している設備
・給湯器(許可をもらうためには確実に必要)
・パッケージエアコン
・厨房設備(コールドテーブル、製氷機等の冷蔵機器 ガスコンロ等の熱機器)
etc・・・
2~3か月程度で納品できればラッキーという設備もございます。
ただ上記の設備でも全て納品できないわけではなく物によっては納品できる、ということがありますのでご不安な点がありましたらご相談ください。
またこれは新品でのお話ですが、新品がないなら中古で!ということで中古のほうも品薄になってきているようです。
2021年9月から納品が難しかったトイレは現在正常に戻っているようです。
まとめ
2022年6月時点での状況です。他にも納期遅延している設備はたくさんあるかと思います。
またいつ頃に正常に戻るのか目処が立っていない設備もあります。
メニューも決めた!店舗のデザインもこれで行こう!となっているときに一部の製品が届かないことでOPENできない・・・どうしてもこのような状況下ではOPEN日をずらさないといけない、ということが起こるかもしれませんが、納期遅延があることを前提で動くだけでも変わると思います。